ドラゴンゲートにハマった自分が初めて生で見た試合は、ドラゴンゲートのビッグマッチでした。
ドラゴンゲートでは毎年5月5日愛知県体育館でビッグマッチを行います。自分も家族とともに静岡県から愛知県にいき、この試合を生で見ました。
ドラゴンゲートのビッグマッチとは
試合のラインナップとしては団体にあるドリームゲート(団体のチャンピオン)、ツインゲート(タッグチャンピオン)、トライアングルゲート(トリオのチャンピオン)、ブレイブゲート(軽量級のチャンピオン)の4つのベルトがかかった試合がそれぞれ行われ、メインイベントでは金網戦が行われました。
やはりビッグマッチなだけあって会場はかなり大きくたくさんの観客がいました。またビックマッチならではの緊張感ある空気感に包まれていました。
初めてのビックマッチといううことで自分はいつも以上に興奮していました。
ドラゴンゲートにおける金網戦
ここでは主にビッグマッチの金網戦について書きます。
ドラゴンゲートにおける金網戦は金網で囲まれたリングに選手が入り、金網の上に付けられた旗を取ったらエスケープできるというものです。
負けた選手には坊主(マスクマンはマスク剥ぎ)が課せられるという残酷なものとなっています。
毎年細かいルールは変わりますがこのルールが軸になります。
私が見た2015年の試合では選手が6人入り負けた選手が坊主になるというルールでした。それぞれの選手がそれぞれの入場曲で入場し、リングイン、そして金網に鍵がかけられました。
CIMAとT-Hawkの勝負に感動
これから始まる試合に胸躍らせゴングを待ちました。ゴングが鳴り試合が始まります。
この金網戦の面白いところはリング内はもちろんリング外にもあり、それぞれの選手と同じユニットの選手がリング内の選手のエスケープを手助けするためいろいろ準備して相手を妨害する所です。
妨害は水風船やクラッカー、直接攻撃など多岐に渡ります。次はどんな仕掛けがあるのか考えるのも楽しいです。
試合が進み最後はベテランで団体の象徴であるCIMA選手と若手筆頭株のT-Hawk選手が残りました。壮絶な戦いの末、ベテランのCIMA選手が負けました。
CIMA選手の髪切りが行われ最後のマイクパフォーマンス。若手のT-Hawk選手がこれから団体を引っ張っていくという決意を示したこの瞬間は感動するものでした。
金網戦では数々のドラマがあります。さらに好きな選手がエスケープした時の喜びやヒール軍団が妨害した時の怒り、好きな選手が負けた時の哀しみ、そして見ている、その空間にいるという楽しみ、喜怒哀楽すべての感情がこの金網戦、このプロレスにあります。
他団体で活躍するドラゴンゲートの選手たち
最初に言った通り自分が生で見た最初のビッグマッチというのが1番心に残っています。それだけではなくこの日に起こったドラマや展開、どんな技が出たかなど今でも鮮明に覚えています。
この日にドラゴンゲートを見ることができたというのは自分の人生の中でもかなり大きな思い出です。
ドラゴンゲートの選手はあまり大きくはないですがそれでもスピードやテクニックを武器に他団体で活躍している選手がいます。
鷹木信悟選手はドラゴンゲート1のパワーを持ちながらもドラゴンゲート特有のスピードを持ち現在は新日本プロレスの第一線で活躍しています。
戸澤陽選手は持ち前の明るさとスピード、柔軟性を武器にアメリカで活躍しています。
他団体の選手ほどパワー、身長がないドラゴンゲートの選手が他団体でその弱点をスピードやテクニックでカバーして活躍する姿は非常にかっこいいです。
