小柄な柔道女子が背負い投げを決めるコツは、足の動きを観察すること

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わたしは小学校3年生から6年生の間まで、男の子がたくさんいるなか女子1人で柔道教室に通っていました。

わたしが通っていた柔道教室は整骨院も経営しており、体育の授業でケガをして治療に来たのがきっかけでした。

院長先生が柔道の師範をしており、たまたま仲良くなって話をしているうちに柔道教室の体験をしにいくことになりました。

どこを見渡しても男の子しかいないなか、スポーツが好きだった私はそこで柔道を始めることにしました。

体格で優る相手に柔道で勝つには?

私は練習を多くすれば誰でも必ず勝てるようになると信じ切っていました。

しかし、さまざまな技を覚えて、人一倍練習しても男の子と試合をすると必ず負けてしまい、どうして勝つことが出来ないんだろうと泣いて帰ることもありました。

男の子にまじって練習する中で、体格やパワーが無くても相手に勝つために有効な技が背負い投げでした。

背負い投げといえば柔道の技の中でも非常に有名で、王道ともいえる投げ技です。

テレビで見た田村亮子の背負い投げ

試合で勝てない日々が続いているときに、ふとテレビに映る柔道の田村亮子選手の姿が目に入りました。

彼女は小柄な体格でありながら、彼女よりはるかに背の高い選手に打ち勝ち、見事な1本勝ちを決めていました。そのときに私はこれだ!と思いました。

色々な技を覚えることも大事ですが、自分の体格や能力をよく理解したうえでスキルを伸ばす必要があることに気づいたのです。

小柄であるからこそ、相手の隙をついて懐に入ることができ、そこから相手を崩すことができます。

相手の優位に立つには俊敏な動きができるよう、スピードを高めることが必要です。また、どんな技が自分に合っているのか、その技を磨くにはどんなスキルが必要かをよく考えることが大切だと気づきました。

スピードを生かし一瞬で入る背負い投げ

私の背負い投げは、田村亮子選手の背負い投げような、一瞬で相手の下に入り込み、気づいたときにはもう投げられているような、パワーではなくスピードをいかしたものです。

田村選手のビデオを何回も見返し、イメージトレーニングを積み重ね、そのうえで背負い投げに特化した練習を行いました。

毎日練習をしていくうちに、技をかけるタイミングや力のかけ方が感覚として身に染み込んできます。

背負い投げを決めるコツは足の動きを観察すること

私の得意技である背負い投げのポイントは、相手の足元の動きと体重移動をしっかりと観察することです。

どの技に関しても言えることですが、むやみやたらに技をかけるだけでは相手を倒すことができません。自分の技と、相手の体勢と、タイミングが全て合ってこそ技の威力は高まります。

体格も力もない私、相手の力を利用する必要がありました。相手が技をかけようとして、勢いよく距離を詰めてきたところが狙い目です。

相手の足の動きを観察し、癖やパターンを把握してタイミングを見計らいます。相手が出てきたらその勢いを利用して、相手の目の前から消えるように一気に下に潜り込みます。

組み手は投げようとするというよりも、自分に巻きつけて離さないイメージをすると、上手く相手が自分に巻き込まれて投げることができます。

  • 相手の足元を良く観察すること
  • 体重移動の瞬間に合わせて一気に技を仕掛けてしまうこと
  • 絶対に組み手を離さないこと

が背負い投げを決めるコツになります。

背負い投げで年上の男の子から一本勝ち!

背負い投げを得意技とするようになってから、試合での勝率は格段に上がりました。

試合で初めて背負い投げで年上の男の子から一本勝ちできた場面は忘れることができません。

必死に練習した技で勝つことができると、さらにその技を練習したくなり、ますます技のレベルが上がっていきます。

わたしには得意技といえるものは背負い投げしかありませんが、背負い投げだけでも十分相手に打ち負けないほどの力をつけることができました。

田村亮子と同世代の女子柔道家が背負い投げで一本を取るまで
私は、中学1年から柔道を始めました。その頃は漫画のYAWARAが大流行、そしてあの田村亮子選手が中学3年で福岡国際を優勝した時代。正に、女子柔道の大ブームが訪れようとした時でした。 負け知らずで県代表、自信に満ちていた 私も波に乗り、素...