キックボクシング 減量増量

3週間で10キロ弱落とすプロキックボクサーの減量方法

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私はプロのキックボクサーとして9戦試合をした経験があり、キックボクシングは規定の体重で試合をするので私は毎回減量をしていました。

現役時の私は身長174センチ、平均体重64キロくらいでした。昔からあまり食欲が無かったので減量は他の選手に比べて苦ではなかったのと、身長を試合に活かしたかったので55〜56キロで試合をしていました。

なので現役時は試合の度に7〜9キロくらいの減量を3週間ほど時間をかけて行っていました。

プロキックボクサーの減量方法

減量というと経験のない人にとっては、ほとんど食事をしないといった厳しいイメージがあると思います。

実際のところ、私の減量方法ではそういった厳しい食事制限は最後の数日だけでした。

食事制限を少しずつ始めるのは試合の3週間ほど前からです。試合の1~2カ月前になると練習量も増え、ある程度勝手に体重は落ちるので、試合の3週間前にはすでに1~2キロ体重は落ちていました。

そして3週間前から少しずつ食事を変えていきます。白米の量を減らしたり、脂肪に変わりやすいものは摂取をやめ、野菜をたくさん取り入れて腹8分目ほどまで食べていました。

そして試合が近づくにつれ、さらに量を少しづつ減らしていきます。それと同時にランニングをするときなどはサウナスーツを着たりしているので、汗をかく量も増えて1週間前には残り2~3キロほどになっていました。

おすすめ減量メニューは「野菜鍋」

試合1週間前でも食べられる、私のお気に入りの食事は野菜鍋でした。たっぷりの野菜と少しの肉を鍋にすることによって、鍋の水分で満腹感を感じられ、低カロリーなので脂肪を蓄積する心配もありません。

野菜鍋のおかげで満腹感を感じながら減量することができました。

試合直前は食べ物の重さを気にする

試合が近づくにつれて練習はピークを迎え、1日2~3時間の練習でかく汗だけで2キロほど落ちていました。ただ、水分だけで落とした体重は水分をとればある程度はすぐに戻ります。

試合前の最後の1週間では練習量を減らして体の疲れを取っていきます。そして、練習量が減るのと同時に食事の量を減らします。この最終段階の食事では脂肪がつきやすいかどうかよりも、食べ物自体のグラム数を気にするようになります。

私は朝と昼はしっかり食べて夜はプロテインを摂取しました。ただし、ラスト1週間で体重の最終調整をしないといけないので野菜といえども量を食べてしまうと、目先の体重にかなり影響が出てしまいます。

減量の最終段階で使えるポテトチップス

減量の最終段階で本当に我慢できないときはポテトチップスを一袋食べるなどしていました。

ポテトチップスは長期的に見れば脂肪になりやすくダイエットの邪魔になりますが、格闘家の減量は試合の日までに決まった体重に落とすことさえできればいいので、ポテトチップス一袋(60グラム)を食べても目先の体重は60グラムしか増えません。

増える体重に比べて大きな満腹感が得られるので、最後の1週間くらいの時期で体重に余裕があるときなどに食べていました。

計量の前日はサウナに行き、水抜きして残りの体重を落としきる、といった感じで毎回減量を完了していました。水抜きでは1~2キロほど落とすことができます。

プロ格闘家の減量と一般のダイエットとの違い

私は減量を失敗したことはありませんが、実はプロデビュー予定の試合で相手が計量前日に脱水症状で倒れてしまい、試合がなくなった経験があります。

格闘技界における減量失敗は、特に最近は増えているなと感じています。無理な減量は危険な上に、失敗すれば多くの人に迷惑がかかってしまいます。プロにとって減量というのは試合をする前の最低限のルールであり、計量をクリアして当たり前の世界といえるでしょう。

一方、一般の方のダイエットとプロ格闘家の減量は全く別物です。

「1カ月で10キロ落とすなんてすごい!」と思われるかもしれませんが、格闘家は計量に合わせて減量しているだけなので計量が終わればめちゃくちゃ食べます。

1カ月かけて落とした体重も1週間もあれば元通りです。格闘家は試合のために減量をしているので、この日までにと決められた日時があるからこそ大変な減量も我慢できます。

健康のため、スタイル向上のために行うダイエットにおいては、一時的に体重を減らすだけのプロ格闘家の減量方法は不向きといえるでしょう。

 

 

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