1980年代の柔道経験…基本中の基本である背負い投げを習得!

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柔道は現在50代になる私が初めて経験した格闘技です。

中学1年の頃、虐められるのが嫌で格闘技好きの友達と一緒に始めました。1981~1983年頃のことです。

この当時は初代タイガーマスクの登場でプロレスが大人気だったので似たような寝技のある柔道に惹かれたのかもしれません。

基本の受け身、エビ、背負い、袈裟固めは毎日のようにやらされたのをよく覚えています。

柔道は中学生の3年間の部活と高校の体育の授業の経験のみで、試合で活躍した経験はありませんが格闘技の心構えの基本を教えて貰いました。

体格差があるほど決まりやすい背負い投げ

僕の柔道部の先生は基本に忠実だったので背負い投げは徹底的に仕込まれました。

当時の柔道では小さな日本人にはオランダのアントン・へーシークのような大きな西洋人と真正面から組み合うと力負けするので「とにかく背負え!」と言うのが主流の見解だったようです。

この技の魅力は当時からよく言われたように体格差があればあるほど掛かりやすいという事です。

僕のように経歴の浅いものでも見事にかかりました。

背負い投げの連続技

背負い投げは連続技に組入れて相手の重心を崩す事も、決め技にすることも出来ます。

「小外→大内→背負い投げ」のような連続技のパターン練習を覚えている人は多いのでは無いでしょうか。

なぜ自分に向いていたのか考えてみたのですが元々動作が早かったからではないかと思います。

やはり人間の弱点である背中を相手に見せる技なので、散々上下左右に揺さぶったあとスキをついて素早く仕掛けるのが効果的なのだと思います。

似たほかの技には一本背負いがありますが、背負い投げは相手を真正面へ投げますが、一本背負いは相手の片腕を決めてから斜め前方に投げるので左右への捻りが加わるように思います。身体をねじりながら投げるのでより複雑な動作が必要なのではないでしょうか。

背負い投げを決めるポイント

背負い投げのポイントは、

  1. 相手の重心を前方に崩すこと
  2. 技に入る時の体の回転の速さ
  3. 肘を相手の脇の下にきめて相手の自由を奪った後に引き手で崩す
  4. 腰を支点として相手をはね上げる時の足腰のバネ

だったと記憶しています。

基本的な背負い投げは練習で散々やらされましたが、実際乱取りになると「膝付き背負い」と言うらしいのですが、僕は他の人の見様見真似で背負う時に膝を畳につけてから頭も畳に付けて相手をはね上げていました。

動作が速くて重心の低い人は向いていると思います。

崩し方としては連絡技で崩してから投げる他に練習の時よくやっていたのが相手が前に出て来て自分が後退する時に、「1、2」と数えながら丁度「3」のタイミングで背負い投げをする練習です。

これは大きい相手が前へ強引に出てきた時に、そのタイミングを捉えて投げる練習です。

あと体を回転させる速さなのですが遅い背負い投げは全く相手にかかりません。

これはもう足さばきにかかってます。

右組の場合ですと、まず右足を左前に出して重心を移してから体を回転させ左足も回転させます。

僕は当時まだ体重が50キロ代と軽かったので回転時ジャンプしてるように両足は浮いてました。

そして肘で相手の脇の下を決めて相手の自由を奪い、そこを支点にして引き手で前方にさらに崩します。

十分にしゃがんで溜め込んだ腰を支点にしつつはね上げて、相手を前方に投げ飛ばします。背負い投げが上手いと相手も警戒して重心が後に行くので他の技も決まりやすくなります。

なお当時僕がやっていた「膝付き背負い」なんですが現在少年柔道では悪い例とされているそうです。

背負い投げは基本中の基本の技ですが、ド派手でありかつ柔道の花でもあり、小柄な日本人にピッタリの技なのではないかと思います。